・まず「白抜き部分の焼跡は潰れやすい」と考えてOKです。
・見やすい為「木」に捺していますが、「食品」に捺すと難易度がぐっと上がります。
・黒地の「熱」により、白部分が焼けてくるからです。
・もちろん、どの程度の隙間(白抜きの広さ)があるかによって変わりますので、一律には断言できません。
・食品(柔らかい物)に捺す際は、白抜き部分に「柔らかい面」が入り込んでくるので、更に焼き潰れやすくなります。
・「黒地に白抜き」の場合、規定・条件が無ければ「白黒逆転(白地で線彫り、など)」でのデザインを推奨します。
・今からデザインを作る場合で、どうしても「白抜き」にするとなれば、一番細かい所でも線幅最低3mmを確保した方が良いと思います。
・皮革に対して素押しする場合は「エンボス加工」ができるので、その様な使い方でもOKなのですが、ここでは「焼印」としてのご案内です。
記22.11.9 2代目 澁谷直樹